植毛の傷があっても坊主頭にすることはできるのか

植毛の傷がどれくらい目立つかは植毛方法や医師の技術力によります。
坊主やスキンヘッドにしてもまったく傷が目立たないレベルにするのは難しいですが、それほど目立たない、というレベルに仕上げることは可能です。

 

 

植毛後の後頭部の傷を目立たなくすることは可能なのか

自毛植毛は後頭部からドナーを採取する場合が多いので、後頭部に縫合跡が残ってしまう場合が多いです。
しかし、なるべく傷跡を残さずに植毛手術を行う方法もあり、以降の章では手術後の傷跡が残りにくい施術法について解説していきます。

 

 

植毛の傷が残らない植毛手術とは

傷跡が残りにくい植毛手術とは、自毛植毛のなかでもFUE法と呼ばれるメスを使わない方法です。

 

自毛植毛手術は自毛を皮膚ごと切除して持ってくる方法と毛包の一つ一つを持ってくる方法がありますが、毛包一つ一つ持ってくる方法の方が傷跡は残りにくいです。

 

FUE法に対してFUT法は皮膚を切除する方法ですが、皮膚を切除すると切除跡と縫合跡が残りやすくなります。
毛根一つ一つを持ってくるのは大変ですが、傷が出来にくいというメリットがあります。

FUT法・FUE法どっちでも手術跡は残るのか

FUT法とFUE法の違いは上述の通りメスを使うかどうかです。
残る傷跡もその点で異なります。
FUT法は皮膚を大きく切るので、切除跡も縫合も傷跡が残ります。
FUE法は細かな傷が残ることはありますが、大きな傷が残ることはありません。
ただし、FUE法もやり方が悪いと頭皮に目立つ傷が付きます。
そのため評価の高いクリニックを選択することが重要になります。
アイランドタワークリニックや湘南美容外科は口コミでの評価が高く、また体験談が多いので安心して施術を受けやすいです。

 

FUE法の一部は傷が残りにくいものもある

アイランドタワークリニックが行っているダイレクト法とは、ロボットでドナー採取を行う方法です。
費用は高いですが、機械が正確に採取してくれます。
この方法は吸引パンチで細かく採取していくので傷跡が目立ちません。

 

ロボットが行うといっても採取する部位は医師が決定し、また植え付けは看護師が行う場合も多いです。
そのため、キレイにならないこともあります。
費用も数百万円掛かり、同じ本数の植毛だと人間が行うよりも明らかに高くなります。
メリットもデメリットもあるということです。

 

傷跡が目立たない縫合術なら本当に傷は目立たないのか

傷跡が目立たないFUT法はいくつかあります。
皮膚を切除して縫合するのである程度の傷は仕方がないのですが、なるべく傷が少ないに越したことはないでしょう。

 

そして、トリコティフィック縫合術は傷跡の残りにくいFUT法の一つです。
トリコティフィック縫合術は、皮膚を縫合する際に上側の皮膚を下の皮膚に被せるように縫合するので傷跡が目立ちにくくなります。
いくつかのクリニックで取り入れられている方法です。

 

ARTASロボット法は、その名の通りロボットを用いて精密作業を行う方法です。
人の作業だと失敗があったり、またあまりに細かい作業は難しいです。
ロボットは動きが精密でまた細かい作業にも向いているので、傷跡が目立ちにくくなります。

 

 

植毛後の傷後を隠すための最適な方法

植毛後しばらくすれば髪が伸びるので勝手に傷が隠れますが、しばらくは傷が目立ちます。
その際の隠し方としては、人工パウダーなどがおすすめされています。

 

他には、ハゲ隠しと同様にカツラやウィッグが有効になります。
あまり出歩かなければそもそも隠す必要もないのですが、そうもいかない人も多いでしょう。
1ヶ月程度なんとか誤魔化せば、その後は髪で隠れます。

 

植毛跡が白色に戻るまでには4週間程度の期間が掛かる

植毛後しばらくは皮膚が赤くなりますが、4週間程度あれば周囲の皮膚と同じ色になります。
薄毛治療は外科手術に近いものがあるので不安になるかもしれませんが、移植後しばらくすればキレイになるので大丈夫です。

 

何かあれば医師に相談可能で、状態をチェックしてもらえます。
優良なクリニックはアフターフォローがしっかりているので、そういった病院を最初から選ぶとよい安心です。

 

アフターフォローは医院であらかじめ確認した方が良い

事後カウンセリングなどのアフターフォローがきちんとついているかどうかは、事前に確認することをおすすめします。
口コミや体験談の多いクリニックならネット上にも情報があり、またクリニックに問い合わせることも可能です。

 

アフターフォローがしっかりしているクリニックは施術そのものもしっかりしている場合が多いので、そういったクリニック以外は選ばない方が良いでしょう。
副作用が起こっても追加料金がなければ患者を診ない、施術が終わったら放置、といった悪徳な病院もなかにはあるので、そういったクリニックだけは選ばないようにしてください。

 

 

傷跡を植毛で目立たなくすることができる?

植毛の傷跡部分にさらに植毛することは可能です。
再度他の部位をドナーにする必要がありますが、ドナーがある限りは何度でも再手術できます。

 

ただし、アフターフォローの対象外であることが多いので、費用が掛かります。
頭頂部や前頭部の植毛に比べて後頭部は目立ちにくい部分なので、余裕がない場合はもったいなく感じることもあるでしょう。
ただし、傷が大きく目立つ場合もあるので、ケースバイケースです。

 

頭部の傷跡も植毛で隠すことができるのか

ドナーとして採取した部位の傷跡が目立つことはよくありますが、そこに再度植毛すれば隠せます。
坊主やスキンヘッドにすると無意味ですが、髪を生やすことで隠せるということです。
植毛の傷は見てわかる人も多いので、恥ずかしいから再手術する人は案外多いです。

 

植毛跡を植毛で隠す方法にはデメリットも数多くある

まず植毛跡に再度植毛するには高額な費用が掛かります。
また、植毛跡部分は完全に毛がないことも多いので、植毛に複数回の手術が必要になります。

 

一回ですべて植毛しきれないのでお金と労力がさらに掛かります。
あとは、当然ドナーが必要なので、またそのドナーにする部位の植毛跡が目立つこともあるでしょう。

 

つまり、植毛跡を植毛で隠す方法は続けようと思えば永遠に続くことになります。
植毛後にせっかく傷跡を隠すための植毛をしたのに、今度は再度ドナーとなった部位の傷跡が目立つ、という状況です。
まさに何がしないのかわからない状態で、結局のところ頭皮に傷が増える分マイナスです。

 

 

植毛の傷を隠し通すことはできるかの要約

植毛の傷は再度縫合し直すことで目立たなくさせることや、植毛跡に植毛することで傷を隠す、といった方法があります。
クリニックに確認すれば、だいたいのクリニックで対応してもらえます。
ただし、坊主やスキンヘッドにすると植毛跡が目立つので、それはできません。

 

 

眉毛の傷に植毛することは可能なのか

眉毛植毛は可能です。
生まれつき眉毛が薄くて植毛する人もいれば、眉毛の傷を隠すために植毛する人もいます。
子供の頃に眉毛の部分を怪我して毛が生えてこなくなったので、大人になってから植毛するケースはあります。

 

 

傷隠しにカツラを利用する

一時的な傷隠しとして、かつらを利用するのは有効な手段です。
傷が治ってきたらかつらを辞めると良いでしょう。
もちろん傷が治るまでの期間限定で、それ以降もカツラにするなら植毛した意味がなくなります。

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