二回目の植毛を検討中の方必見！効果や注意点まるわかりガイド
2回目の植毛を受ける人が増えているのはナゼ？
薄毛を改善する解決策の一つに植毛という方法があります。
植毛は育毛や増毛と違って期間がかからず、長期的なメンテナンスも必要ないことから1回手術を受けてしまえば薄毛を完全に解決できるというイメージがありますが、最近では一度植毛をした後で二回目の植毛手術を受ける人が増えているんですよ。
もちろん二回目の植毛をする人が多いということはそれなりにメリットがあるからなのですが、実際どのようなメリットがあるのか気になりますよね。
また植毛手術を複数回受けるのはメリットもありますが、デメリットもあります。
この記事では主に2回目の植毛を受けることにどんなメリットがあるのか、また二回目以降の手術を受ける時にはどういったことに気を付けるべきなのかを解説していきたいと思います。
これから初めての植毛を受けようと考えている方も、一度植毛を受けてもっと増やしたいと思っている方もぜひ参考にしてくださいね。
自毛植毛の方法を解説｜薄毛・ハゲ対策としては有効？
まず薄毛改善の解決策の一つとして知られている植毛について、詳しく解説していきたいと思います。
植毛とは人工毛や自分の毛髪、もしくは毛量が多い部分を頭皮ごとハゲている部分に移植する方法のことを言います。
頭皮に直接移植をするので、定着してしまえば頭皮から直接毛が生えている状態を作り出せるため、見た目の違和感やカツラなどで起こりがちなムレ・匂いといった心配や、長期的なメンテナンスが不要といったメリットがあります。
しかし植毛は医療行為に当たるため、育毛サロンや増毛サロンでは取扱いができずクリニックなどの医療機関での外科的手術が必要となります。
もちろん薄毛治療のための植毛は健康保険の適用外となるため、治療費や手術費用は実費でかかり一回当たりの費用は育毛や増毛と比べると高額になってしまいます。
なかなか効果を感じにくい育毛や、半永久的にメンテナンスが必要な増毛は一回にかかる費用は少なくて済みますが、最終的に薄毛対策にいくらかかったのかを計算してみると植毛にかかる費用と変わらない、もしくはそれ以上になることもありますので総合的に考えてどちらを選択する方が良いかは個人の判断になりますね。
人工毛を植毛する方法の場合だと、異物を皮膚組織に植え込むわけですから拒絶反応や皮膚トラブルが起きないとも限らず、植毛した人工毛が抜け落ちてしまう可能性もあるので、植毛の種類によってはメンテナンスが全く不要というわけでもないようです。
最近では植毛で人工毛を使うクリニックは少なくなっていて、自分の髪の毛や皮膚組織を移植する自毛植毛が主流になっています。
この方法だと毛根の細胞をそのまま移植するため定着しやすいですし、定着すれば抜け落ちても毛穴の奥にある毛母細胞から新たに髪の毛が作られ自然と毛が生えて成長しますので、頭皮を復活させる方法として人気を得ています。
植毛技術も開発が進んでいてメスで頭皮を切り取る方法以外にも、パンチを使って毛根ごとくり抜く方法なども取り扱われ始めています。
いずれにしても麻酔を打って体から組織を切り取って移植するという外科手術になるので、手術を受ける側としてはちょっと勇気が必要ですよね。
2回目の自毛植毛は失敗のリカバーだけではない！
自毛植毛の特徴を考えてみると、2回目の手術を受けなければならないのは1回目が失敗だったから…？と疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かに植毛手術も失敗のリスクが全くないとは言えません。
失敗してしまうケースとしては、頭皮を切開した後の傷跡やケロイドが残ってしまう、少ししか定着しなかった、ドナー部位を切開することによるつっぱり感や違和感など様々なものが考えられます。
中でも一番心配なのは定着するかどうかという点ではないでしょうか。
植毛手術を受けると術後3～4か月後にショックロスという現象が起きます。
これは移植した部分の毛が一時的に抜け落ちてしまう現象で、移植部分がしっかりと定着していればその後発毛が見られるため一時的なものに過ぎないのですが、定着率は体質によって違い100％は不可能と言わざるを得ないのが現状です。
植毛後の仕上がりに不自然さが残るといった失敗例もあります。
生え際には通常産毛が生えていますが、植毛をすると産毛の部分がないので、なんとなく不自然だと感じてしまう場合があるようです。
また生え際の自然なカーブを出すのはドクターの技術次第で、直線的な生え際は不自然さが残ってしまいます。
こういった場合に理想の形に近づけるため、もう一度植毛手術を受ける人がいるもの事実ですが、2回目の植毛手術を受ける理由は失敗をリカバーするためだけではなく、更なる効果を期待しているケースも多いのです。
2回目の植毛を受けるメリットとは？どんな効果が期待できる？
2回目の植毛を受ける一番大きなメリットは密度のボリュームアップが図れるという点です。
植毛技術は日々進化してはいますが、小さな範囲に多くの毛根を植え込むのは周りの毛根を傷つけてしまうリスクが高くなってしまうため、一回の手術で植毛できる密度には上限があります。
無理やりたくさんの毛根を移植すると、定着率が落ちてしまい費用だけが高くなって結果的にはあまり毛が生えなかったという失敗に繋がってしまうのです。
そのため1回では植毛しきれない分は、定着率を見ながら2回目でさらに密度をアップさせるという方法で、リスクを軽減させることができるというわけです。
また生え際の自然さについても定着の具合を見ながら、より自然な仕上がりにすることができるというメリットもあります。
植毛手術で増やせる密度はどのくらい？1回目と2回目の上限密度とは
前述したように狭い範囲に新しい毛穴をたくさん作るのは、逆に株の生存率を下げてしまう結果になってしまいます。
たくさん植毛が出来ると聞くと薄毛に悩んでいる人にとっては魅力的なフレーズに聞こえてしまうかもしれませんが、大切なのは植毛した毛が定着することなのでそういった謳い文句には注意が必要です。
自毛植毛の上限密度は医師の技術や手術法、患者の頭皮状態によって様々です。
クリニックによって独自の見解がありますので、無料カウンセリングの際に確認しておきましょう。
手術費用は1グラフトいくらという形で計算されるので、多くの株を移植すれば手術費用も当然高くなります。
利益重視のクリニックに当たってしまうと、定着率を考えずに多くの植毛を施術して高額な手術費を請求し、結果少ししか定着しなかったということになりかねません。
もちろんメスを使う方法とニードルやパンチを使う方法では植毛できる上限も変わってきますので、一概には言えませんがやたらと高密度な植毛をうたっているクリニックは気を付けた方が良いでしょう。
2回目の植毛を受ける時に気を付けるべき注意点とは？
1回目の植毛と同様に、2回目の植毛でもドナー部位の採取は必要です。
当然採取する部位がハゲてしまっては意味がありませんので、採取する部位や量にも気を付けなければなりませんし、せっかく移植して定着した毛根を2回目の手術で傷つけてしまっては元も子もなくなってしまいます。
こういったリスクを充分に理解している医師がいるクリニックを選ぶことが大切なポイントです。
できることなら1回目の植毛手術を行ったクリニックに行くのがベストかもしれませんが、クリニックによっては2回目の手術を受け付けていないところもありますので、そういった場合は実績をしっかり積んでいて技術面で安心できるクリニックを選ばなくてはなりません。
また外科的手術は本人が自覚しているよりもずっと体に負担がかかるものです。
体の回復ができていないのに2度目の植毛手術を受けるのは、負担が大きくなってしまうので避けた方が良いでしょう。
2回目の自毛植毛はクリニックの技術が成功を左右する？
1回目の植毛手術の場合でも同じことが言えるのですが、生きている毛根を植毛手術によって傷つけてダメにしてしまうということがないようにクリニック選びは慎重に行わなくてはなりません。
あまり実績が多くないクリニックや技術向上について全く進歩がないクリニックは避けた方が良いでしょう。
植毛手術を行っている有名なクリニックの一つとしてアイランドタワークリニックがあります。
アイランドタワークリニックは、累計症例2万件以上の実績を持ち国内でも最大手の自毛植毛専門クリニックです。
長年の豊富な経験と最良の治療を提供するための知識や確かな技術で利用者から高い信頼を得ています。
アイランドタワークリニックで行われる手術は「ｉ-Direct」という高精度自毛植毛で、0.8mmのチューブパンチを使ってグラフトを採取するため、傷跡が目立ちにくく術後の痛みを最小限に抑えることができるといった特長があります。
範囲で切り取る方法とは違って、状態の良い毛髪を医師が目視で選定しながら採取するので、植毛の効果を最大限に引き出せるのが最大のメリットです。
また範囲で切り取らずに広い範囲からまばらに採取するので、ドナー部位が術後自然な状態をキープできるといったメリットもあります。
移植する部位には0.6mmのパンチで毛穴を作って、採取した毛髪を植え込んでいくため、移植した細胞に適度な圧力がかかり生着率が高くなるという仕組みになっています。
メスを使ったスリットの場合は、小さいとはいえこれまでなかった毛根部位が周りの細胞を過度に圧迫してしまうのでショックロスが起きたり、周りの毛根が健康な毛髪を作るのを阻害してしまうといったリスクが高くなってしまうのです。
そのためメスを使ってスリットを作る植毛法の場合は、植毛できる量がかなり少なくなってしまいます。
アイランドタワークリニックで導入されている植毛法の場合は、移植される細胞が入る隙間を作ってそこに植え付けていくので、メスを使うスリット法と比べると植毛できるグラフト数が多くなりますし、周りの細胞や移植される細胞に負荷がかかりすぎないので、定着率も高くなるのです。
これは日本最大の症例数を誇るアイランドタワークリニックの医師だからこそできる、高い植毛技術の証です。
2回目の植毛を受けるならアイランドタワークリニックがおすすめ
アイランドタワークリニックを2回目の植毛におすすめする理由は、技術面だけではありません。
アイランドタワークリニックには2回目以降施術者割引の制度があり、2回目の自毛植毛施術を受ける人を対象として、基本治療費半額・移植にかかる費用10％OFFになるので費用面でもお得なんですよ。
1回目の施術をアイランドタワークリニックで受けた人だけではなく、他院で過去に手術を受けた人、ストリップ法の傷跡がある人など、1度自毛植毛を受けたことがある人なら全てが対象となります。
せっかく2回目の植毛施術を受けるなら、最新技術を確かな腕を持つ医師にしてもらいたいですよね。
不自然な生え際をデザインしたり気になる箇所の修正をしたりすることも可能なので、2回目の植毛施術を迷っている人はドクターによる無料検診を受けてみると良いかもしれません。
アイランドタワークリニックは全国に新宿院・大阪院・名古屋院・福岡院の4箇所だけですが、交通費や施術当日の宿泊費の全額還元を受けられるので、遠方の人でも経済的な負担を心配する必要がありません。
1回目の植毛手術からすぐに2回目は受けられる？どのくらいの期間が必要？
1回目の植毛手術の傷は、数週間もあれば見た目には回復しますが、外科手術を行うことで体の中では免疫機能が活発化するなど目には見えない体の負担も充分に回復する必要があります。
また移植することで起こる血液の流れの変化に身体が対応しなければなりません。
しっかりと体の回復を図った上で2回目の植毛施術を受けなければ、ショックロスが起きてヘアボリュームが余計に減ってしまうリスクが高くなってしまいます。
体の回復力は人によって違いますし手術法によっても異なりますが、少なくとも半年以上は期間を開けた方が良いと推奨する医師が多いようです。
2回目の施術については、前回いつ頃に植毛手術を受けたのか、体の調子なども含めてセカンドセッションを受けるクリニックの医師に相談して時期を決めるのが最も確実でしょう。
2回目の施術本数には制限がある？
前述したように2回目の植毛施術でもドナー部位の採取は必要です。
要は1回目の施術で側頭部や後頭部からドナー部位をまばらに採取して本来の毛量より減っているところから、さらに採取しないといけないのです。
さすがに1回目、2回目と大量に採取してしまえばドナー部位の毛が薄くなってしまうのは、物理的に考えれば当然のことですよね。
元々の髪の密度は人それぞれですから、一概に何本までなら可能ということは言えません。
元の密度と1回目に採取した後の密度を考えて、2回目に採取する本数を考えなければ、薄毛に悩んでいた部分は植毛でフサフサになったけど、後頭部や側頭部がスカスカなんてことになってしまうので注意しましょう。
日本人の一般的な髪密度からいうと、メスを使わないパンチグラフトFUEの場合、1回目の採取で2500株程度、2回目採取で2000株が限界と言われています。
ですからもともと毛量がしっかりある人の場合でも、トータルで4000～4500株が限度ということになりますね。
メスで頭皮ごと切り取る方法の場合でも、トータルで6000～7000株が上限と言われています。
あくまでも平均値は参考数値として挙げているので、実際に採取できる本数については個人差があります。
カウンセリングの段階で植毛施術を受けるドクターとよく話し合って、採取後にスカスカになってしまわないよう適切な採取本数を決めてくださいね。
植毛手術は何回でも受けられる？デメリットは？
施術本数の制限を見てもらうと分かるように、植毛手術を受ければ受けるほどドナー部位の毛量は減っていきます。
よほどドナー部位に毛が多くない限りは、2回目以降はあまりおすすめできません。
ドナー部位の毛量によっては3回目、4回目と施術を受けられる可能性もありますが、受けたところで定着率は徐々に落ちてきますし、頭皮にかかる負担も相当なものになってくるので、費用と効果が見合わない結果となってくるでしょう。
自毛植毛の場合は採取できる毛の量が限られていることを絶対に忘れてはいけません。
後頭部は普段自分では見えないので、鏡を使うなどしてしっかりチェックしておいてくださいね。
医師が大丈夫だと言っても、実際に自分の目で見て自分がどう感じるかをきちんと把握しておきましょう。
植毛手術を受けるということは、小さいながらも頭皮に傷が増えていくということです。
傷や周囲の細胞にかかる負担を考えても回数は増やしすぎず、できるだけ少ない回数でできるだけ定着率の高い植毛を受けることが成功に繋がるポイントです。
二回目の植毛｜効果や注意点まとめ
1回目の植毛では密度に納得がいかない場合やさらにボリュームを増やしたい場合、不自然な生え際を修正したい場合など様々なケースで2回目の植毛手術を受けたいと思っている人は増えています。
しかし植毛のために毛量が多い部位から、ドナーを採取しなければなりません。
ドナー部位は無限ではありませんので、全体的なバランスを考えながら植毛施術を受けましょう。
また植毛は医師の技術が成功を左右するカギとなります。
できるだけ少ない移植で高い定着率を出せる医師に出会えれば、植毛の成功率もぐっと高くなります。
まずは慎重にクリニックを選ぶことが薄毛の根本的な解決になることを忘れないでください。
美容大国韓国の植毛技術を知りたい！
韓国というと美容整形が盛んな国というイメージを持っている方も多いと思います。
実際韓国では美容整形の需要が高く、たくさんの美容外科が存在しています。
日本との美容業界と比べるとコスト面で大きく違いますが、これは美容外科同士の価格競争が影響しているためと考えられます。
では植毛という分野で韓国の技術はどうなのでしょうか。
結論からいうとクリニックや医師によるというのが現実です。
顔の整形では技術面も信頼がおけるようですが、植毛技術となると全体的なクオリティには少し不安が残ります。
中には日本の植毛クリニックが学術研究に訪れるほど質の高い美容外科もあるので、そういったクリニックに運よく当たれば良いですが、イチかバチかを試すにはあまりにもリスクが高いように思います。
現に韓国で植毛手術を受けて、コストは安く済んだけどまばらに毛が生えてきて、最初から日本で受けておけばよかったと後悔をしている口コミや体験談もネットにたくさん投稿されています。
またアフターケアについても、海外となるとなにか問題が起きた場合にクリニックに電話をしてすぐに診察を受けるというのは難しいです。
言葉が通じないという面でも不便に感じることもあるでしょう。
植毛は施術ができる本数や回数に限りがありますので、失敗はできるだけ回避しなければならず、安ければ良いというものではありません。
韓国で植毛施術を受けるとしても、事前調査をしっかりして成功実績が豊富な技術面で信頼がおけるクリニックを探してくださいね。
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